Friday, August 20, 2010

あなたのメッセージは何ですか?

第一印象の正体

私たちが、初めて誰かに会ったとき、第一印象をもちます。第一印象とはいったい何からできているのでしょう。

初めて人に会ったとき、どの部分が一番印象に残るかというのを研究した学者がいます。研究によると、初対面の相手の一番強い印象は目から入ってくるというのは、どのくらいの読者の方がご存知でしょうか。その次に強い印象を残すのが、声であり、言葉からの印象は最も少ないとされています。

第一印象はほんの数秒

私たちは、日々初対面を繰り返して生活をしています。しかし、特別に好ましい第一印象を相手に与えたいときも数々あります。例えば、就職の面接試験に臨むとき、面接試験の試験官として候補者に会うとき、営業ではじめてのお客様と会うとき、気になる異性と初めと話をするとき、異業種交流会で名刺交換をするときなど、いろいろな場面があります。

一般的には、第一印象が出来上がるまでの時間は、ほんの数秒だと言われています。要するに、会ってすぐに人は第一印象をもってしまうということです。一度もってしまった第一印象は容易に覆すことは難しいのも事実です。

私たちは、ときには、間違った判断をしてしまいます。間違いを正すことはもちろん可能なのですが、それには時間がかかります。人を見かけで判断してはいけないと言うものの、一度だけのチャンスを生かそうと思ったら、第一印象を味方に付ける努力をする価値はあります。

人はどこを見るか

意識的か無意識かは別にして、人が必ず見るのはどこでしょう。人はあなたのすべてを見ています。服装から、声の質、ことば遣いまでを一瞬のうちに見ています。

例えば、就職のための面接試験の行くときは、あなたは何に注意を払うでしょう。身だしなみは出来る限り完璧にし、その職場の雰囲気にふさわしい身なりをし、それに合った持物をもち、背筋を伸ばして、面接の場に臨むでしょう。そして落ち着いた声で、挨拶をして、きちんとした言葉遣いで話をするよう務めるでしょう。

あなたのメッセージ

考えてみれば、私たちが生きている限り、新しい人との出会いは無数にあり、誰といつ出会うかもしれないのです。就職試験でなくても、どこかでの出会いが新しい職場につながることさえあります。だとすると、今日は特別な日かそうでないかの区別は無いに等しいことになります。

今、何かを目指しているあなたは、その目標に見合った自分の見せ方をするのが、目標を達成するために必要な行動のひとつなのです。服装や身だしなみといった誰の目にも明らかのものと、あなたの人柄の見せ方があります。自分が思っているとおりの自分を相手に見せたいのなら、そのように行動することです。

第一印象の正体がわかりましたね。それは、あなたが発信しているメッセージなのです。

より詳しくは、「パワフル・プレゼンテーションTMのワークショップで実技演習が出来ます。お問い合わせはinfo@ipd-inter.com まで。

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